福岡市内から気軽にアクセスできる志賀島。金印発見の地として有名なこの島は、実は絶好のサイクリングスポットなんです。車では見逃してしまう景色も、自転車ならゆったり楽しめます。レンタサイクルの料金体系はお店によって様々で、どこで借りるか迷ってしまいます。私自身、初めて訪れた時は「とりあえず安いところで」と選んで失敗した経験があります。今回は、志賀島でのレンタサイクル選びのポイントと、それぞれの料金体系について、実際の体験も交えながら詳しくお伝えします。
志賀島で借りられるレンタサイクル、実は選択肢が意外と豊富
志賀島でレンタサイクルを借りられる場所、実は何ヶ所かあるんです。
まず有名なのが「シカシマサイクル」です。志賀海神社の鳥居近くにあって、営業時間は9:00〜18:00(夏季は20:00まで)です。定休日は火曜日です。ここの特徴は、スポーツタイプの自転車が中心ということです。クロスバイクが3時間2,500円、マウンテンバイクが3時間2,000円という料金設定になっています。
最初この料金を見た時は「ちょっと高いかな」って思いました。とはいえ、実際に乗ってみると車体が軽くて爽快に走れるんです。志賀島は一周約12kmで、アップダウンもそれなりにあります。ママチャリだと結構しんどいかもしれません。
あと、海の中道海浜公園内のレンタサイクルステーションも利用できます。クロスバイクやミニベロが3時間2,050円です。こちらは海の中道駅口サイクリングセンターや、ひかりかぜサイクルステーションで借りられます。
注目なのがE-BIKE(電動スポーツバイク)で、3時間3,550円。電動アシスト付きなので、体力に自信がない方にはおすすめです。ちなみに、雁の巣レクリエーションセンターのガンレクサイクルステーションという選択肢もあります。ここはクロスバイクやロードバイクを4時間単位で貸し出していて、料金体系が少し違うんです。クロスバイクが4時間2,500円、ロードバイクは4時間4,000円です。本格的にサイクリングを楽しみたい人向けでしょう。
料金表だけでは見えてこない、それぞれのお店の特徴
レンタサイクルって、料金表を見ただけでは分からないポイントがたくさんあります。
シカシマサイクルの場合、カフェが併設されているのが大きな魅力です。出発前にコーヒーを飲んで準備を整えたり、帰ってきてから一息ついたりできるんです。しかも、ここは自転車専門店的な雰囲気があって、ちょっとした修理や調整もその場でやってもらえます。私が訪れた時も、他のお客さんがタイヤの空気圧を調整してもらっていました。
海の中道海浜公園のレンタサイクルを使う場合、公園の入園料が別途必要になります。大人450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下無料です。ただ、みなとサイクルステーションで借りる場合は入園券付きなので、そこは嬉しいポイントです。
返却場所についても要チェックです。シカシマサイクルは基本的に借りた場所に返す必要があります。でも海の中道海浜公園のレンタサイクルは、複数のサイクルステーション間で乗り捨てが可能(1,000円の乗り捨て料が必要)です。ルートの自由度が全然違ってきます。
それと超過料金。シカシマサイクルは詳細が公式サイトに明記されていませんが、海の中道海浜公園のレンタサイクルは30分ごとに500円の超過料金がかかります。「ちょっとだけオーバーしちゃった」が意外と高くつく可能性もあるわけです。
初めての志賀島サイクリング、どのプランを選ぶべき?
正直なところ、「これが絶対正解」というプランはありません。あなたの体力や目的によって、ベストな選択は変わってきます。
体力に自信があって、気持ちよく走りたいなら、シカシマサイクルのクロスバイクがおすすめです。軽快に走れますし、3時間あれば島を一周して主要スポットにも立ち寄れます。潮見公園展望台まで登るなら、多少の体力は必要です。
「サイクリングも楽しみたいけど、観光メインかな」という方は、E-BIKEが良いかもしれません。電動アシストがあれば坂道も楽々です。3,550円は確かに高めですが、疲れずにたっぷり観光できる価値はあると思います。実際、志賀島は意外とアップダウンがあって、普通の自転車だと後半バテることもあるんです。
家族連れの場合はどうでしょう。シティサイクルを扱っているみなとサイクルステーションなら、子ども乗せ自転車も選べます。料金は同じく3時間2,050円。小さなお子さんがいるなら、無理せずゆっくり回れるルートを選ぶのが賢明でしょう。
ちなみに、志賀島の一周は普通のペースで2時間くらいです。とはいえ、写真を撮ったり、金印公園や志賀海神社に立ち寄ったりすると、あっという間に3時間経ちます。余裕を持ったプランニングが大切です。私の場合、初回はシカシマサイクルのマウンテンバイクを借りました。2,000円という価格と、安定感のある走りが決め手でした。結果的には大正解。道が少し荒れている場所もあったので、マウンテンバイクの安定感に何度も助けられました。
実際に走って気づいた、志賀島サイクリングの「ちょっとしたコツ」
料金やプランも大事ですが、実際に走ってみて気づいた「これ知っておけばよかった」というポイントがいくつかあります。
まず、季節と天候のチェックです。当たり前ですけど、海沿いなので風が強い日は本当にきついです。特に冬場の北風は侮れません。春や秋の穏やかな日を選ぶのがベストでしょう。飲み物は必須です。島内にも自販機やお店はありますが、サイクリング中に気軽に立ち寄れる場所は限られています。ドリンクホルダーは無料で貸してくれるお店が多いので、ペットボトルを用意しておくと安心です。
ヘルメットの着用、これも重要です。2023年4月から努力義務になりましたし、無料で貸してくれるので、ぜひ着用してください。慣れない道を走るわけですから、安全第一です。
それと、志賀島には意外と「穴場」があるんです。有名な金印公園や潮見公園展望台だけでなく、勝馬海岸の静かなビーチとか、二見岩(めがね岩)とかです。時間に余裕があれば、ちょっと寄り道してみるのも楽しいです。
あと予約についてですが、シカシマサイクルは当日の貸出開始時間が9〜11時の場合のみ事前予約可能です。人気の季節だと在庫が足りなくなることもあるらしいので、早めに行くか予約しておくのが無難かもしれません。海の中道海浜公園のレンタサイクルは基本的に予約不可です。ガンレクサイクルステーションはネット予約が30日前から可能なので、計画的に動きたい方にはおすすめです。
志賀島サイクリングは、自分に合ったレンタサイクル選びから
志賀島でのレンタサイクル選び、料金だけで決めるのはもったいないです。スポーツタイプの自転車で爽快に走りたいのか、電動アシストでのんびり観光したいのか。体力や目的に合わせて選ぶことが、満足度を大きく左右します。
個人的には、初めての方ならシカシマサイクルのマウンテンバイクか、海の中道のE-BIKEあたりが無難だと思います。とはいえ、どの選択肢にも魅力があるので、あなた自身の「これだ」と思うものを選んでください。大切なのは、志賀島の美しい景色と潮風を楽しむことです。料金やスペックはあくまで手段です。自転車に乗って、心地よい風を感じながら、金印の島の歴史と自然を満喫してください。

