糸島のインスタ映えカフェと海景色、本当に行くべき店はここ

食べる福岡

福岡・糸島といえば、青い海とおしゃれなカフェが真っ先に思い浮かぶ人も多いはずです。実際に足を運んでみると、確かにインスタ映えするスポットだらけなんですが、正直「ここは期待外れだった」という場所もちらほらあります。今回は、何度も糸島を訪れている私が「また行きたい」と心から思えたカフェや絶景スポットを、リアルな感想とともにご紹介します。写真映えだけじゃない、本当に居心地の良い場所を探している方の参考になれば嬉しいです。

海を見ながらのコーヒーが格別「Beach Cafe SUNSET」

糸島のカフェ巡りで外せないのが、二見ヶ浦にある「Beach Cafe SUNSET」です。ここは名前の通り、サンセットの時間帯が本当に美しいんです。オレンジ色に染まる海を眺めながら飲むコーヒーは、言葉にできない感動があります。

店内は木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気です。テラス席もあって、天気の良い日は海風を感じながらゆっくりできるのが魅力です。人気メニューのロコモコは、糸島野菜がたっぷり使われていて見た目も鮮やかです。フレンチトーストも評判で、ふわっとした食感がたまりません。

実は最初に訪れた時、夕方の混雑時で少し待ったんですが、待った甲斐がありました。海に沈む夕日を見ながら「ああ、糸島に来てよかった」と心から思えた瞬間でした。

ペット同伴OKなのも、犬連れの方には嬉しいポイントかもしれません。ただ、夕日目当ての人が多いので、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

真っ赤なロンドンバスが目印のジェラートカフェ

サンセットロード沿いをドライブしていると、突然現れる真っ赤なロンドンバス。初めて見た時は「え、なにこれ!」って思わず声が出ました。青い海と赤いバスのコントラストが、もう反則級に映えるんです。

このカフェの楽しみ方は、まずバスの前での記念撮影です。それから2階のバス席に座って、窓から海を眺めながらジェラートを味わいます。これが定番コースです。ジェラートは日替わりで10種類くらいあって、糸島の野菜やフルーツを使った無添加のものばかりです。私が訪れた時は、いちごとピスタチオを選んだんですが、どちらも素材の味がしっかりしていて美味しかったです。

バスの裏側にはカラフルなベンチが並んでいて、こちらも撮影スポットとして人気です。平日でも観光客が多いので、できれば午前中の早い時間に行くと、ゆっくり写真が撮れると思います。あと、日没まで営業しているから、時間を気にせず海を眺めていられるのもいいところです。とはいえドリンクやフードのメニューは少なめなので、がっつり食事というよりは休憩メインで考えた方がいいかもしれません。

「ヤシの木ブランコ」は本当に気持ちいい

糸島のインスタ映えスポットといえば、ヤシの木ブランコを思い浮かべる人も多いでしょう。活魚茶屋ざうお本店の敷地内にあって、海岸沿いに並ぶヤシの木のブランコは、まさに南国リゾート気分です。

最初は「インスタ用でしょ?」って思っていたんです。でも実際に乗ってみるとめちゃくちゃ気持ちいいんです。海風を感じながらブランコを漕ぐって、大人になってからほとんどやらないから、それが新鮮で、思わず童心に帰ってしまいました。

2人乗りのブランコがいくつかあるので、カップルや友達同士で一緒に乗って撮影するのが定番みたいです。青い海を背景に、笑顔で撮った写真は旅の思い出として残ります。近くにはターザンロープもあって、こちらもなかなか楽しいです。同じ敷地内には、大きなサメのオブジェもあります。パックリ開いた口の前で写真を撮るのが人気で、こちらもユニークな一枚が撮れるスポットです。

ざうお本店のランチついでに立ち寄れるので、観光ルートに組み込みやすいのもポイントです。海鮮丼が美味しいお店なので、食事と撮影を一度に楽しめます。ちなみに駐車場は広めでした。

桜井二見ヶ浦の夫婦岩、想像以上の絶景だった

糸島観光で絶対に外せないのが、桜井二見ヶ浦。写真で見ていた時は「ああ、きれいな場所なんだろうな」くらいに思っていたのですが、実際に白い鳥居をくぐって海辺に立った瞬間、言葉を失いました。こんな体験、なかなかありません。

海に浮かぶ夫婦岩が、しめ縄で結ばれている姿は本当に神秘的。特に夕暮れ時、岩の間に太陽が沈んでいく光景は圧巻です。「日本の夕陽百選」に選ばれているだけのことはあります。それと、縁結びのパワースポットとしても知られていて、カップルで訪れる人も多いです。

鳥居の前は定番の撮影スポットなので、人がいない瞬間を狙うのは難しいかもしれません。とはいえ、それだけ多くの人が訪れたくなる魅力があるということです。平日の午前中でも駐車場は結構埋まっています。土日は満車になることもあるようなので、周辺の駐車場情報を事前にチェックしておくと安心かもしれません。

余談ですが、満潮の時は鳥居が海に沈んで、また違った雰囲気が楽しめるそうです。潮の満ち引きによって表情が変わるのも、この場所の面白いところです。何度訪れても飽きない、そんなスポットだと思います。

穴場カフェ「Shuna」で過ごす静かな時間

インスタ映えスポットとして有名な場所もいいけれど、もう少し落ち着いた雰囲気のカフェで過ごしたい。そんな時におすすめなのが「Shuna」です。ここは糸島の海が見える場所にあって、シンプルでナチュラルな内装が心地いいんです。

大きな窓から差し込む自然光の中で、ゆっくりとコーヒーを飲む。それだけで贅沢な時間だなって感じられます。そんなカフェです。あまおうを使ったパフェやドリンクが人気で、見た目も華やかなんですが、決して派手すぎません。ちょうどいいバランス感なんです。混雑しすぎていないのも、個人的には高ポイントです。有名カフェは待ち時間が長かったり、落ち着かなかったりすることもあるけれど、ここは比較的ゆったり過ごせます。

カレーやチキン南蛮といったカフェメニューもあるので、軽食にもちょうどいいです。糸島でインスタ映えスポットを巡った後、少し疲れた時に立ち寄るのがおすすめです。観光地の喧騒から離れて、ほっと一息つける場所って、旅には必要です。ただし、席数は多くないので、休日のランチタイムは避けた方が無難かもしれません。

糸島は何度でも訪れたくなる場所

糸島には、写真映えするカフェや絶景スポットが本当にたくさんあります。ただ、実際に足を運んでみると、写真で見るより素敵だった場所もあれば、期待とちょっと違った場所もありました。

今回ご紹介したのは、私が実際に訪れて「また来たい」と思えた場所ばかりです。海を見ながらのんびりコーヒーを飲んだり、夕日に感動したり、ブランコで童心に帰ったりと糸島での過ごし方は人それぞれですが、ゆっくりと時間をかけて巡るのがおすすめです。

インスタ映えも大事だけど、その場所で感じた空気感や、心が動いた瞬間こそが本当の旅の思い出になります。少なくとも私はそう感じています。あなたも糸島で、お気に入りのスポットを見つけてみてください。

タイトルとURLをコピーしました